2001-04-10 第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
○深海参考人 今おっしゃいました点に関しまして、私の意見は、最初に全体的な位置づけで申し上げましたように、いわば多様な目的、ある意味では石油産業の効率化を図る、環境保全それから安定供給を図るというような意味で、まず効率化その他を図るというような意味で、あるいは橘川参考人が既に説明されましたように、今までのような下方スパイラルといいますか、そういうものを打破するという意味で、あの業法を廃止するということの
○深海参考人 今おっしゃいました点に関しまして、私の意見は、最初に全体的な位置づけで申し上げましたように、いわば多様な目的、ある意味では石油産業の効率化を図る、環境保全それから安定供給を図るというような意味で、まず効率化その他を図るというような意味で、あるいは橘川参考人が既に説明されましたように、今までのような下方スパイラルといいますか、そういうものを打破するという意味で、あの業法を廃止するということの
○深海参考人 今御質問いただいた点でございますが、総合的と個別的と両方ありますので、評価はなかなか難しいと思うのですが、先ほど橘川参考人も明確に説明されていましたように、意図した、いわば和製メジャーをつくるということは客観的な事実としても残念ながら達成されていないということでいいますと、梶山先生から今質問をされましたような意味でいえば、目的を十分果たしたとは言えないというのが率直な評価ではないかと思
○深海参考人 おはようございます。深海でございます。 皆様のお手元に発言の骨子というのが配られていると思いますので、この線に沿って十五分以内で私の基本的な考え方を申し上げたいと思います。 前置きに書いてございますように、私、国際経済学とそれから資源、エネルギー、環境経済学等々をやっておりますので、そういった立場と、それから経済産業省資源エネルギー庁の石油審議会、現在は石油分科会でございますけれども
○深海参考人 今先生おっしゃったように、今おっしゃったような意義づけができて、国内炭鉱を保存しようということになるといたしますと、政策手段としては、先生がおっしゃったとおり、要するに市場価格メカニズムをゆがめない形で、しかも合理的に対応できるということだと、やはり生産補助金が大変いいんじゃないか、そういうふうに私は思うんですね。 それで、今先生から指摘がございましたように、今度の九七年度、二つの炭鉱
○深海参考人 それでは、時間がございますので、ごく簡単にいきたいと思うのです。 やはり先ほど来の議論との関連で申し上げますと、日本の場合、従来といいますか高度成長過程を通じては、いわゆる単純輸入というか、ほかの人たちが掘ったものを買ってくるということであったわけですが、これから将来の展望で、例えば世界の石炭需給あるいはアジアの石炭需給がどうなるかというような意味で、いろいろ楽観論、悲観論等々はあることは
○深海参考人 皆様のお手元に「石炭対策について」という一枚のレジュメが配られておりますので、この線に沿ってお話をしたいと思います。 二人の参考人と同様に、本日ここに招かれまして意見を述べさせていただくことを大変光栄に思っております。 それから、もう一つだけお断りをしたいと思うのですが、私、石炭問題についても興味を持って検討しているわけでございますが、石炭の専門家というよりは、エネルギー、資源あるいは
○参考人(深海博明君) 私はふだん思っていることを言わせていただこうと思っているのですが、私は政治家の果たすべき役割、政治家一般論じゃなくて、エネルギー供給といいますか、きょう私が問題提起をさせていただいた範囲内に限って申し上げたいポイントに絞りますが、私申し上げたい点が二つないし三つございます。 一つは、先ほど私この問題提起の一のところの六番目なんですけれども、内からの発想と外からの発想との大きな
○参考人(深海博明君) 二つの点を先生から御質問いただいたと思うんですが、まず第一の点、いわば第一次石油危機でトイレットペーパーパニックだとか洗剤パニック等々があって、そういうものに学習効果を発揮して、一九九一年の湾岸戦争開始時は実は価格も本当は上がると言われていたんだけれども、戦争が開始されたときには十ドルも下がってしまった、これはどうしてかということの御質問だと思うんです。 一つは、日本経済あるいは
○参考人(深海博明君) 深海でございます。 皆様のお手元に一応私の申し上げたい筋を書いたものが配られておりますので、それをごらんいただきたいと思うんです。 それで私、ちょっと前置きで一言だけ申し上げたいと思うのですが、実はきのうまで十日間、科学技術庁の派遣で南太平洋諸国、それからオーストラリア、ニュージーランドを回ってきておりまして、そんな印象も含めて我が国のエネルギー供給のあり方を大きな視点から
○参考人(深海博明君) そういう意味であれば、確かにソ連が非常に自国自身も、まあ後でもし必要ならば、ソ連がどれくらいレアメタルの資源力があるかというあれもあるのでございますが、自国の資源とそれから主要な、今問題になっておりますのはレアメタルの保有国であります、いわば南アあるいはアフリカ諸国に手を広げ、あるいはその影響力を出しているということは確かでございますが、ただ私は非常にソ連のそういう政策について
○参考人(深海博明君) これは非常に専門的、あるいは今後の技術開発がどうなるかということにかなり依存するわけでございまして、私は実は経済を専攻しておりますので的確なお答えができるかどうかはわかりませんけれども、今おっしゃったような意味でのいわば原子力関係への転換が大きな方向として必要であるということは確かだとは思うんでございますが、ただ問題のポイントは、時間的な順序を追って、いつかということの御質問
○参考人(深海博明君) ただいま御紹介いただきました深海でございます。座って発言させていただきます。 私に与えられましたテーマは資源・エネルギー、食料問題、後ほど三人の参考人の先生から詳しい御報告があるわけでございますけれども、むしろ総論的な話をしてほしいということでございますので、私は大体次の四点に問題を絞ってお話をしてみたいと思います。 まず第一は、現在の資源・エネルギー、食料問題をどういうふうに